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アラン・ドロンのゾロのキットのレビュー・感想・評価

アラン・ドロンのゾロ(1974年製作の映画)
4.5
大昔に日曜洋画劇場で放送されたのを覚えていて、懐かしさでもう一度見てみた。
アラン・ドロンは当時の二枚目俳優の代名詞だったのがよくわかる。

ストーリーは極めて単純。メキシコの悪代官いや悪大佐を総督として赴任したドロンが『ゾロ』というヒーローとして倒す。
いいんじゃないかな、こういう単純な勧善懲悪ドラマも。当時はまだ搾取されていた植民地の人が実際にたくさんいて、こういうことが本当に起こらないかなと思っていたんじゃないだろうか。
普段は気弱なキャラを演じて、ヒーローになった時には強さを発揮するというのもヒーローものの基本だし。あんまり深く考えずにゾロの活躍を楽しもう。
役者もみんな下手というか、喜劇のような感じでやってるし。最後に大佐を倒してからは本当にテキトーな終わり方。
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