このレビューはネタバレを含みます
アランドロンということで「太陽がいっぱい」みたいなちょっとやばめな感じのカッコよさを期待したが、超正統派ヒーロー物で当時の映画あるあるなのか、カンフー映画味を感じるところもあった。
ゾロの原作は何だろうと思い調べてみたところ、1919年に執筆された「The Curse of Capistrano」という小説を1920年に映画化したところが始まりらしい。
原作のストーリーとは多少設定が違うが、キャラクターのイメージは一貫していて「フランケンシュタイン」みたいにその辺は脚色が入ってなかった。
それにしてもゾロの原作は1919年…ベルサイユ条約とか言ってる時代に植民地政策の批判をして大丈夫なの?と思ったが、アメリカの小説らしいのでその辺も大丈夫だったようですね。
この手の映画はこれで良いの典型的な作品で気楽に観れるし、BGMも良い感じだし、とにかくアランドロンがカッコよかったです。