カイル

シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢のカイルのレビュー・感想・評価

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「シンク・オア・スイム」観てきました。
悩み多き、さえないおじさんたちがシンクロに挑戦。世界選手権を目指すお話。

うつ病から2年間無職、家族からも軽んじられるおじさん、
自分の思い通りにならないとすぐ怒り、妻と家族に逃げられるおじさん、
問題をいつも先送りにして、すでに3社を倒産させたダメ経営者、
今もロックスターを夢見る自分の才能を冷静に見れないおじさん、
未だ独身で職場の仲間と上手くコミニュケーションが取れないおじさん、
メンバー最年少ながら家を買おうとして年取っているとローンを断られて落ち込むおじさん、
かっては有名選手だったが、ある事件がきっかけでアルコール依存症になった女性コーチ、などなど。

物語の上では、38歳から53歳の彼ら。
そんな年齢、はるか昔に通り越した私。

でも、唸ってしまった。彼らはある意味代表。彼らが起こす失敗のいくつかに、そういえば私も昔、、、と思ってしまった。

フランス語の原題は、Le grand Bain 。大きなお風呂 つまり大浴場ということらしい。

これひょっとしたらフランスのユーモアかなと思う場面もあるものの、全般に漂うコメディ感。
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