腹も出た中年のオッサン達が市民プールの教室でシンクロナイズドスイミングに挑戦するフランス映画。
スウェーデンに実在する男子チームが同様の状態で、ドキュメンタリー映画にもなっているらしく、そこから着想を得た作品。同じ題材のイギリス映画も今年公開される（今作の半券を持参すると496円で観れるとか）。
フランス映画ファンには垂涎の豪華キャスト。一堂に集まってるシーンにびっくりしてしまう。監督を務めたジル・ルルーシュの俳優としての人徳の賜物なのか。
洋画では珍しく各人の背景などもわりと描かれるが、邦画ほど湿っぽくなり過ぎないのが良い。
ちなみに、男子シンクロといえば日本では2001年の映画『ウォーターボーイズ』だが、こちらは埼玉県の高校で披露されていたことに着想を得ている。足のつく深さのプールで行うため、競技としてのシンクロナイズドスイミング（現在の呼称は「アーティスティックスイミング」）とは異なる。
