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無垢なる証人のowlマンのレビュー・感想・評価

無垢なる証人(2019年製作の映画)
3.8
“無垢”なる心に“悪”は勝てない

念願が叶い弁護士となったスノは、家政婦による殺人事件ね弁護人となる。その事件には目撃者として自閉症の少女ジウがいると知り、スノはジウの話を聞くために通い始める...

ジウ役のキム・ヒョンギさんの演技が上手くて、心が洗われました。

事件は事件で、闇をはらんでいて、進んでいく。ある人物が怖いっ!

スノとジウの距離が少しずつ近くなっていくのが、グミの色で現しているのが、言葉がうまく伝えられないジウの心を表現しているみたいで、暗い事件の中で一層カラフルに見えました。

終盤にジウが、
『私は弁護士にはなれない、でも証人にはなれる』という言葉は、ジウの“心”が誰よりも強くなったように思えて、この映画の好きなシーンでした。

ジウの“無垢なる決意”に癒された映画でした。
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