主演は、元ボクシング韓国代表選手にも
選ばれたイ・シヨン。
劇中のアクションシーンの立ち回りや
動作などにもその経験は活かされていました。
CGやスタントなしでの、
あの動きは素晴らしかったです。
パッケージにもなっている
真っ赤なワンピースから覗く美脚。
そこから繰り出される技にも
目を惹かれるのではないでしょうか？
綺麗で、強いという
名探偵コナンの蘭姉ちゃんみたいな
主人公です。
ストーリーは、
知的障害を持つ妹が連れ去られ、
姉が救出する為に関わった人間全てを
倒していくものです。
登場する男共がクズばっかりで、
同性の自分が観ても胸糞悪く、
女性の方々が観るとより
ムカムカするかと思います。
そういう連中を姉が様々な方法で、
復讐していくので、少しはスッキリしますが…
ラスボスには"もっとやってもいいのに"と
思ってしまいました。
ストーリーも割と単調というか、
細かい点は違っても
同じ様な出来事の繰り返しなので、
半ばで少しダレてしまう様な印象でした。
韓国社会に限らず、日本を含めた国々でも
同様の事件などは表に出ない事も含め
起きている現実を知っていると
やるせ無くなるかもしれません。
韓国映画は特に社会の闇がテーマの
作品が多いので、
僕は鑑賞する時、少し心構えが必要なんです。
観終わってもモヤモヤが残る事が多いので…
だからなのか、韓国映画は避けがちな僕ですが、
現実の闇に対峙するには、
１つの方法なのだと思います。
