なくいら

シンバのなくいらのレビュー・感想・評価

シンバ(2018年製作の映画)
4.0
"来るぞ 来るぞ シンバの登場だ"

ローヒト・シェッティ監督による、コップユニバース3作目。
「Singham(シンガム)」というシリーズだよってことを知っていれば単体で十分楽しめる作品だと思います。
だが、シンガムもJAIHO入れてくれー!


孤児であったシンバは、権力で何でもできちゃう警官に憧れ、悪徳警官となる…!
が、町で起きたある事件をきっかけに、シンバに転機が訪れる。

この孤児シンバが育った町シヴガルこそ、数年後、正義の警官シンガムが活躍する町。(冒頭のナレーションがシンガムってことだよね?アジャイ・デーヴガンさんの声まだ判別できない…)

ストーリーはザ・王道ながら、鍛え抜かれた肉体美✨ランチン様の、ハッピーダンスとコミカルなキャラから、シリアスで迫力あるアクションまで、盛り沢山で楽しめる。
テーマに、インドでも数多く発生しているレイプを取り上げ、未だ消えない大きな社会問題であることが窺える。

シンバとヴィランであるドゥルワに、対照的な"家族"を描くところも中々良い。
だけど、ドゥルワの悪さが足りんかった気がするな。弟達に全て押し付けられてる感じ(というか、レイプという許されざる行為を使って安直に悪に仕立て上げられた感)。
あと、弟達の倒し方な…。
まぁ、そういうのがあるのわかるんだけど、そこは正当に行って欲しかったなーという気もしないでもない。

ラストの共闘はぶち上げ案件!!さすがのローヒト・シェッティ監督!!

Filmarksに、ゲスト出演のカラン・ジョーハルの名前あって、ソヌさんの名前ないの何でや。ヴィランやで。脱がないからか?おっぱい出さないからか??
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