雨丘もびり

ロード・オブ・カオスの雨丘もびりのレビュー・感想・評価

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)
3.3
なるほどカオス。私にゃチンプンカンプン["w";]
だから惹かれました。この人たちどういうこと?って。
あ、『グリーンインフェルノ』のルームメイトちゃん出てた♪
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あのさ。
バンドと悪魔崇拝って、噛み合わなくない?って思った私です。
"堕落"を推奨する者たちが、チューニングとか、スタジオ予約とか、集客とか、する?(^"^;)それは勤勉ではないのか?
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このバンドのコたちもさ、アウトローじゃなくて、各々マジメっ子な部分がちゃんと残ってて不思議。
で、悪さを競ったりしないで「みんなボクと同じくらい自殺したいんでしょ?教会燃やしたいでしょ?」みたいな、妙な共感とか同調を求めてる。
このへんが私にとっては謎でした。彼らの主張がよくわからない。
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そういうガチ病みメンたちに、バンドリーダーのフカシ君がドン引きしてるサマが愉快だったw。
な~んか完全に悪いコたちじゃないんだよね(^^;)。
「なんでオレの手柄をお前が取るんだよう!」って、ごくまっとうに怒るのも笑ってしまうw。
悪魔なのに抜駆け禁止www。
言っちゃワルいけど中途半端っつうかマヌケってゆうかw。
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その一方で、腕を切り裂いて血を観客にあびせたり、相手をメッタ刺ししてしまう凶暴さを発揮したり、目を背けたくなる残忍さはリアルでドキッとしました。
だから、先々がずっと気になって見入ってしまった映画だけど、私にはまったく掴めない人々の話で、モヤモヤが残りました。

うん、フシギな興味を惹かれる映画だったな~。
ギターはアメリカの既製品で良いんだ(^^;)ん~もぅ。。。