秘密任務を遂行するためにユーゴスラビアに潜入した特殊部隊の活躍を描いた戦争スペクタル作品。
ロバート・ショー、エドワード・フォックス、ハリソン・フォードらが共演、バーバラ・バックがヒロインを演じる。
第二次世界大戦のユーゴスラビアが舞台。
ナバロンの要塞爆破で活躍したイギリス海軍のマロリー少佐（ロバート・ショー）とミラー曹長（エドワード・フォックス）はユーゴスラビア軍に潜入しているドイツ軍スパイを暗殺するため、現地のネレトバ橋の爆破の任務を受けたアメリカ軍のバーンズビー中佐（ハリソン・フォード）率いる特殊部隊フォース10とともにユーゴスラビアに潜入する。
しかし潜入した特殊部隊が実際のネレトバ橋を確認したところ、爆破による橋の破壊は不可能であることが判明する....
”ナバロンの要塞”（1966年）の続編。
現地に到着した特殊部隊を待ち受けていたのは親ドイツ派のユーゴスラビア部隊。
ユーゴスラビア内での組織対立がストーリーを盛り上げ、両軍のスパイ合戦により、ストーリーが二転三転する。
イギリス空軍のランカスター重爆撃機とドイツ空軍メッサ―シュミット戦闘機の空中戦に加え、ドイツ軍戦車に見立てたソ連製T34戦車やM3トラック、ドイツ軍のキューベルワーゲンが登場してワクワクです。
主演のハリソン・フォードがめちゃくちゃ若くて大活躍。
監督は”007”シリーズでもメガホンを取ったガイ・ハミルトンで、”007私を愛したスパイ”でボンドガールを演じたバーバラ・バックやジョーズ役のリチャード・キールも出演している。
「というようなわけで諸君 結論として我々は国まで長いいばらの道を歩くことになりそうだな」
2023.3 BSテレ東で鑑賞（シネマクラッシュ・吹替：宇津木道子 訳）
