リーアム兄さん

エクストリーム・ジョブのリーアム兄さんのネタバレレビュー・内容・結末

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

【好きなセリフ】
コ班長「撃て、撃つんだ。早くしろ。撃て」

麻薬捜査班の班長をしているコ・サンギ(リュ・スンリョン)は真面目で正義感も強いにも関わらず、事件を解決することができず、署長にも怒られ、妻にもいつまで班長の地位にいるのかと責められ、肩身の狭い生活をしている。そんな中、コ班長の麻薬捜査班に麻薬密輸の検挙命令が入り、コ班長は班員のチャン刑事(イ・ハニ)、マ刑事(チン・ソンギュ)、キム・ヨンホ刑事(イ・ドンフィ)、キム・ジェホン(コンミョン)とともに麻薬組織の張り込みを行うことになる。組織の張り込み場所として、アジトの目の前にあるチキン屋に目をつけた5人だったが、そのチキン屋は人気がなく、店主は店を畳むと言う。アジトの張り込み場所として好立地だったこともあり、5人は店主から店を買い、引き続き張り込みをすることにする。しかし、5人が店を買い取ってから客足が増えるようになり、刑事達は張り込みそっちのけで店の経営に重きを置くようになる。刑事かチキン屋かどっちが本業なのかまったくわからなくなってきた頃に、組織の幹部が麻薬密輸ルートの経由地点としてチキン屋を活用することを提案し、5人は再び組織と接点を持つようになる。チキン屋に本腰を入れ始めた5人は無事に麻薬組織を検挙できるのか。

昨年公開のコメディアクション。
韓国映画、見ると面白い。なかなか邦画やK-Film、中国映画は自分から進んでみることがなく、たまたまテレビでやっているのを見る、ということが多いのだけど、見始めると食い入る。

この映画も仕事のできない麻薬捜査班がチキン屋を始めるという癖が強すぎるテーマで「いや、そんなうまくいかんやろ」ってとこばっかりのコメディ全振りって感じだったけど、仕事に家庭に頑張っているお父さん(コ班長)だったり、実はみんなすごい奴らだったという班員だったり、どこか向けてる敵組織のボスだったり、愛されるキャラが多く、めちゃくちゃ楽しく笑いながら見ることができた。

また、コメディ「アクション」というジャンルだけあり、映画終盤には各人物のキャラを活かしたアクションシーンが展開され、見どころたっぷり。

韓国映画・ドラマ、やはり設定が面白い。
侮れん…