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戦場でワルツをのmurafishのレビュー・感想・評価

戦場でワルツを(2008年製作の映画)
3.4
これも個性がかなり際立っていた。

前から気になっていた、基本全編アニメで描くイスラエルのドキュメンタリー映画。
『戦場でワルツを』 
元兵士の主人公がレバノン内戦の記憶をたどる旅を描きながら、監督自身の内戦の記憶を探っていく。

地味な展開が続く。飽きてしまう人もいるだろう。(僕自身も途中で飽きかけた笑)ただ、アニメーションの独特なタッチと動きと、取材で出会っていく者たちの証言の積み上がりとリアルさ、更には絶妙なフラッシュバックシーンで、次第に引き込まれていく。
そして、目を覆いたくなる凄惨なラストが待っている。色んな手法がありますね、ドキュメンタリーにも。
(序盤、前半のややダラダラ感で、少しだけマイナス評価)
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