すごいもんを見てしまった。
想像以上にワイルドだった。
主人公は一見変わってるが、仕事が超デキるし努力家。
ヒモかもしれないが彼氏もいる。
少なくとも私より充実している。笑
ニンゲンが自らと少しだけ(若しくは大きく)違うものを排斥したがるのはリアルだ。
ここからはネタバレかな??
トラウマポイントバッチリでした。
何てったって虫が美味いのよ。
この映画を観てから、
何年経っても
陶器とフォークに挟まれた虫の潰れる音が耳から消えない(ToT)
隣人の赤ちゃんは可哀想なことになった。想像したくない。悲劇。
生理?無精卵?的ニセ赤ちゃんは
水まんじゅうみたいだなと思った。
人間は憎しみや悲しみを上から違う何かで塗り重ねて見えないように蓋をするのだけど、
違う何かだと思いこんでいるものは
紛れも無く同じ憎しみだったりして、
それは相手が人外だろうが、異人だろうが
ほぼDNAが同じの親兄弟だろうが
あまり変わらない。
他人事の第3者だけがそれに気づく。
人間は地球レベルで言えば相当に優秀な生物だと思うが、1番暴力的な生物だと思う。
ほんとうにトロールが存在するのであれば、とっくに絶滅させられている気がしてやるせない。
ニュータイプとなろう2人の赤ちゃんが、この先どの様に生き抜いていくのかな。
自分らしくあってほしいね。