りり

ボーダー 二つの世界のりりのネタバレレビュー・内容・結末

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

スウェーデンのダークファンタジー。主要人物2人が特殊メイクによりインパクトのある外見に仕上がっていて、一度見たら忘れられないかも。原作は「僕のエリ」と「モールス」を書いた方だそう。人間社会の中で密やかに別の種族が生きる設定なんかは作風として共通するような気がした。今作は美醜の認識や嗜好の違いをビジュアルで見せることでこちらの価値観を殴る要素も強い。美しいとは?普通とは?という価値観の違いをぐいぐい押し出しながらも、主人公のティーナの魂が善良なのが救いだった。

全体的にみてストーリーも興味深く、映像もよかったけど、少しテンポが悪く感じたので退屈な場面もあった。もう少しちゃっちゃか会話してほしかったかな笑 幻想的な森の中の景色がたくさん見れたのは楽しかった。
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