「残酷になることに意味を見いだせない。」
「誰も傷つけたくない。そう思うのは人間みたい?」
人間に虐げられたからって、みんなが人間を嫌いになるとは限らない。この考えは、人間様のご都合主義なテーマだなってちょっと感じちゃったけど、それは個人の考えだから。
嫌いなアイツと同じ種だからって、嫌いなアイツの子だからって、その個人が嫌いかはわからない。
キャラクターのビジュアルと、緑のきれいな自然、動物ちゃんたちが創る世界が、絵本みたいで、魅入っちゃった。
展開も、中盤までしずかに、だけど、ティーナの秘密の鍵になる伏線も張ってあって。後半は、テンポが上がって、ティーナの思いが見えて。オチも納得のいくもので、後味も悪くなかった。
個人的には、なんとも思わなかったんだけど、一緒に観てた人とか、レビューの感想見てると、キャラクターが気持ち悪いってあって。
でも、それが人間なのかなって思って。本能で正体不明の者には不快感を覚えるから。
それでも、いろんなティーナを観て、最後の、子供を抱いているシーンには、不快感はなかったと思う。(たぶん笑)
ルッキズムの問題も、虐げられてる、その人たちの中には、確かに人間から見て、悪いことをする人だったりはいるかもしれない。
でも、その人個人をいろいろ見たら、虐げようって思う人は(たぶん)いないだろうし。
いろいろなことを考えさせられた映画でした。
また観たい好きな映画🫶🏻