原作マンガを全巻読了。
実写映画化がされていることを知りDVDを購入して鑑賞。
「ソフトデザイン版」
なので今作に関しては、原作ファンの視点での感想となる。
原作をベースに実写映画として表現するにあたって、最適な調整が行われ、原作をそのまま再現するわけではなくポイントを押さえて、より映画で伝わりやすくした感じ。
個人的には、原作を尊重しつつ、映画ならではの形に整えるスタイルが好きなので嬉しい仕様。
汎用ダッチワイフとして開発された少女が、博士とまぐわうのを拒絶し逃亡。
親切な男子大学生に匿われる。
大学生には郷に婚約者がいて、少女に手を出さないが少女はダッチワイフとしての本能に逆らえず・・・。
ここで、ダッチワイフとしての自分を受け入れ性奴隷になって青年に抱かれたいと思う気持ちと、人として婚約者のいる男に抱かれてはいけないという気持ち。
人と物のはざまで揺れる、ガイノイドの心情が面白い。
ダッチワイフ映画としての一面と、ロボット映画としての一面。
性の相手が出来ないセクサロイドとしてのユーモア。
AV系の女優が登場するので、おっぱいシーンは豊富ではあるが、性行為を拒むのがテーマであるので、B有りC無し判定。
特典のメイキングは、主演の藤井シェリーに密着形式で構成され、なかなか面白い。
ダイジェストという名前の予告は、おっぱい見えないバージョンと見えるバージョン。
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※フィルマークスは再鑑賞機能が無いかな?見つけられなかったので追記
原作を全巻読破し、実写映画化されれているという事で検索してみたらDVDはソフトとハードとあるじゃないか。
まぁ大人なので、ハードだけでもいい気もしたけれど、なんかこうあると比べてみたくなるのがヲの字の心意気。
当然のように両方購入。
表のジャケットは変わらないが、裏側のユリアが・・・おっぱい出しているのがハードで隠れているのがソフト。
性的な印象の写真が載っている載っていないの差異もある。
…ただ、本編も特典も時間が同じで、ディスクもよくよく見比べてみたけれど違いが読み取れなかった。
二画面同時に見比べることまではしなかったけれど、たぶん内容は全く同じ。
まぁ中古で購入したので、店側が区別がつかなくなって中身を入れ違えていた可能性も無いとは言い切れないが、別のレヴューにも「同じ」って言っている人がいたから同じなんだろう。
こっちでは隠れているおっぱいが、こっちで観られるっていう辺りに価値を感じられるかどうかのアレです。
まぁ、同じだろうと思いつつ、特典まで含めてちゃんと二周鑑賞しました。