すいかのたね

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

思ったより子供っぽいハサウェイとギギのキャラクターが特に良かったです。

ハサウェイは声優が佐々木望さんから小野賢章に変わっていました。実際映像を見てみるとなるほど、ハサウェイの
(マフティーってこんなシャトルテロで無関係な人殺さないし)
(そんなに暇な考えでテロしてるんじゃないんだけどな)
(ギギとケネスが何だかんだで気になる…けど自分からギギにはいけない…けど気になる)
みたいな子供っぽさをしばしば出すので、そこには小野さんの声があってるなと思いました。マフティーの長が子供っぽいのはどうなんだと思わなくはないですが、ハサウェイ時とマフティー時で意識的切り替えがあるなら、次作以降注目したいです。

ギギもゲームの印象だともっと物静かなキャラかなと思ってましたが、天真爛漫で、恐怖を感じるときは結構マジでビビっていて可愛さを感じました。ビルのテロ時に連邦に助けられてすぐ「ケロッ」としてるのはちょっと違和感ありましたけど、まあシーン自体はあざとく可愛かったので良いです。

戦闘はビルテロ時のペーネロペーの高速機動で「なんだあいつ!?」感が出てたたシーンと、Ξのミサイルはカッコよかった…良かったけどやっぱりもうちょっとボリュームが欲しい…まあここはゲーム等でも戦闘少ないなと思ってたので…でももうちょっとΞとペーネロペーで激戦して欲しかったな。

話の大筋は知っていますが、改めて映画で作品を見直しますと、マフティーは普通にケネスに負けちゃいそうだなという印象を受けました。
マフティーは清廉な思想とパイロットのカリスマ性で人を束ねていると思いますが、ケネスが普通に軍人、指揮官として有能で、マフティーが勝てるイメージが浮かばない…ダメ押しでギギもいるし…今後も勿論劇場で見ますがもっと戦闘シーンが増えると嬉しいですね。
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