Monsieurおむすび

プチ・ブルの犬のMonsieurおむすびのネタバレレビュー・内容・結末

プチ・ブルの犬(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ドイツ映画祭2019にて。

パッとしない映画監督ユリアンは憧れの女性カミーユを口説き、労働者の調査と称してりんご農園で働き始める。。。

個性的過ぎるキャラクターによる資本主義と共産主義にまつわる会話劇はユニークにしてメルヘン。

まさかまさかの劇中劇によるメタ構造というオチから、ユリアンは犬へと変貌を遂げるエピローグ。

映画全体が政治的な立場を確立できないが、理想を追い求めてしまう現代人のメタファー。
緩い政治コメディとして浸れた。
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