Kawaguchi

イン・ザ・ハイツのKawaguchiのレビュー・感想・評価

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)
3.9
移民、人種問題、ジェントリフィケーション、格差社会、様々な問題を抱えるNYの隅、ワシントンハイツから、音楽とフィクションで人間の尊厳を取り戻す、究極の移民賛歌でした。生活が踊る!大傑作!!!


8/3 追記

本作の題名であり舞台のワシントンハイツとは、マンハッタンの北にある黒人のハーレムに隣接している、ラテン系の不法移民の多くが住んでいる場所です。ここは近い将来、地図から無くなると言われています。

ジェントリフィケーションによって、地価や物価が上がり、貧しい移民はマンハッタンから出ていかざるえないからです。

本作で描かれるカラフルでエネルギッシュな街からは、どこか『切なさ』『哀愁』を感じさせられます、、、
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