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イン・ザ・ハイツのazuのレビュー・感想・評価

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)
4.3
今すぐにでも踊り出したい!あの輪の中に入って一緒に踊りたい〜〜〜!な気持ちが溢れ出す2時間半!

最高に夏を楽しめる作品に出会えてとてもハッピーな気分🍃

登場人物を紹介するラップで始まるオープニング、観客を世界観に招き込む素敵な仕掛け!

主人公のウスナビの夢を追いかける様子から、町の人々の期待の的にされているけれども道を見失ってしまったニーナとその家族関係まで、色んな人物に感情を乗せられた😌

ラテン系の人々が移民として生きる難しさやはがゆさと、それでも力強く生きていこうと鼓舞し合う姿がラップ調の音楽とノリノリなダンスが相まって最高!

特にプールのシーン、『96,000』が好き!ソニーのラップもリズムもダンスも虜になった☺︎

サントラ聴きまくる〜!!

そして監督はクレイジーリッチの監督でもあるジョンチュウ!
クレイジーリッチもそうだったけれども、移民など社会の周縁に置かれがちな人々の描き方が秀悦…!
愛があるよね、、苦しい環境を生きていることはその通りなんだけども、その中でも喜びや楽しさや愛があることもしっかり描いてる。好きだなぁ。

ストーリー中で1つの軸にされていた停電は、ジェントリフィケーションの問題や、暗くなってた町の人々を1つにするような役割があったのかぁ。
停電を1つの折り返し地点のように描いていたような気がします、ここはまた観るときに考えよう。

とにかく今はサントラを沢山聴いてパンフレット読みながら余韻に浸ります☺︎
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