まる

イン・ザ・ハイツのまるのネタバレレビュー・内容・結末

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

本当に大切なものは何か、考え直すきっかけになった。
焦がれてた故郷は、実は今いる場所だった。
どこに行くかよりも、誰といるかが大事。

みんな夢持ってて、貶したり蹴落としたりしないのがよかった。
夢を持って進んで、自信失って、周りに支えられてまた進んでいける、というのがよく伝わってきた。

ソニーの考えが立派で凄かった。
若手がそういう考えを持ってるということが未来の希望。

教育を通じて、その先の違う世界が見えるようになっているというニーナのお父さんの言葉がすごくよかった。
自分が行けなかったから、お店を売ってでも子供に教育を受けさせたかったんだな。
途中までは、親の生き直しになってたけど、、

移民というだけで、窃盗を疑われたり、正当な学生だと見られなかったり、家を借りれなかったりするのは深刻な問題。

ラテン系のアイデンティティで団結したシーンはすごくアツかった!!
みんな陽気で元気だから清々しかった。

停電で街の明かりが消えた時に、花火を上げたのがよかった!!
応急処置と、その状況を楽しむ力が素晴らしかった。
ベニーが責任持って配車してたのもよかった。
アブエラが亡くなるシーン、彼女は悔いなく生ききったんだな、と思った。
街のみんなに愛されてた。

この作品が評価される社会になったことも含めて嬉しくなった。
まる

まる