このレビューはネタバレを含みます
島の漁師だった徹(TAKAHIRO)は、12年前に起きたある事故をきっかけに記憶を失ってしまう。漁に出られなくなった徹は、優しく見守る母親の信子(松坂慶子)と島の人々、本島から島へ来る留学生たちとの触れ合いの中で懸命に生きていた。信子は徹の記憶を取り戻すため、ある計画を実行する。
登場人物の不可解なセリフや行動が致命的。海難事故で死亡者まで出ているなら報道されているはず。本当にこの程度の真実で最後まで引っ張ったとは信じがたい。これは遺族も納得の計画なのか。真相を明かす手段がプロジェクターの投影とはがっかりした。学校の先生は何をしようとしていたのか分からなかった。