オダギリジョー長編監督デビュー作にしてオリジナル脚本。
クリストファー・ドイルの撮影の美しさとティグラン・ハマシアンの奏でる音楽が印象的で素晴らしい。
キャストの超豪華さもオダギリジョーのこれまでのキャリアが物語っている。
オーディションを勝ち抜いた川島鈴遥ちゃんはこの難役を見事に演じていて、最近観た『ぜんぶ、ボクのせい』も鮮烈に印象に残っているので一気に注目度があがった。
アートワークが赤と黒でホラー感が出てしまっているのが少し損な気がする。
このアートワークで観てみたいとはあまり一般層からしたらならない気がするんだよなぁ。
脚本は面白いのにちょっと勿体無いなと思ってしまった。