ぶみ

オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁のぶみのレビュー・感想・評価

2.0
地球最高峰のデスゾーンで、タイムリミット48時間のミッションが始まる!

ユー・フェイ監督、脚本、役所広司主演による中国、日本製作のアクション。
エベレストの南部、通称デスゾーンに飛行機が墜落、載せられていた機密文書を探し出す依頼を受けたヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」の姿を描く。
救助隊の隊長を役所が演じているほか、メンバーとしてチャン・ジンチュー、リン・ボーホンが登場。
物語は、救助隊と、彼等に機密文書を探してほしいと依頼した怪しげな特別捜査官を中心に展開していくが、まあ見事に既視感満載。
そこに、これでもかと言わんばかりのご都合主義が加わるため、正直見ていてゲンナリ。
それでもリアリティ溢れる映像があれば、まだ良かったのだが、CGには定評のある中国作品であるにも関わらず、本作品のそれは少々残念な仕上がりであり、エベレストの厳しさが全く伝わってこないという体たらくぶり。
あまり良いところがない作品ではあるものの、私的には好きなジャンルであるため、なんだかんだ言ってもエンドロールまで辿り着くことができ、そのご都合主義ぶりを楽しむしかない珍作。

まるでワンダーウーマンだな。
ぶみ

ぶみ