攻機

ドミノ 復讐の咆哮の攻機のレビュー・感想・評価

ドミノ 復讐の咆哮(2019年製作の映画)
3.1
久々に帰ってきた地元の変わらぬラーメン屋の味噌バターコーンラーメンの味。そんなの美味しくない訳がないでしょ?
思わせぶりなクロースアップ、エレベーターの使い方、「めまい」のオマージュと序盤からニヤニヤしてしまう。話しの繋がりがグダグダな脚本で途中の印象がほとんどありませんが、ラストはしっかりデ・パルマタッチ。でも、話があっさり終わりを迎えるので、余韻などは皆無。
撮影監督はアルモドバル組だし、まったくのB級の座組みではなく、途中に見せ場がまったくないのが問題。端折られてる感がすごい。音楽もピノ・ドナッジオでこれがまた泣ける。
制作時にトラブったようで、デ・パルマ先生曰く、「これは私の映画ではない」と言ったとか言わないとか。いやいや、これは紛れもなくあなたの作品です。🙏
攻機

攻機