なかなか面白かった。元の小説はスウェーデンが舞台だが、ニューヨークを舞台にして映画化。
ドンパチはなくじっくり描き情報屋の悲壮感漂いまくる話。
アンドレア・ディ・ステファノ監督作は2本ともよかった。ベルリンで見逃した3作目楽しみ。
服役囚がFBIの情報屋となり麻薬捜査に協力する見返りとして自由を得たはずだったのに、話がどんどん変わっていき大ピンチ。
まさに「そんなの聞いてねぇよ!」な話。
ジョエル・キナマンが演じるピートは犯罪者なので最初のうちは同情できないんだけど、だんだんピート頑張れ…と思うようになってくる。
それにしても悲惨。というかFBI酷いなって話でもあった。
情報屋にならなければあのままずっと長期服役だろうし、引き受けるのもわかるがあまりに酷い仕打ちだったな。
悪には相応の罰が下るが、ラストのあのあとどうなったのか想像すると手放しに良かったとは一概には言えないよね。
手元にある原作小説読もう。