人間として生まれたからには絶対に見ておいた方が良いとまで思った。
人種差別って、そのテーマの時点で重いのかなと感じて少し懸念してしまいがちだけど、この作品はそんなことない。
テーマもしっかり抑えつつ、コミカルなシーンもあり、悲しいけど希望があるというか。その希望を感じさせるのは、芯の強い黒人女性たちのひたむきさなのではと感じました。
かつ、レトロなアメリカの可愛らしい雰囲気と、華やかな白人女性たち。(今作はあまり良い印象ではないけれど…)
最初は、エマ・ストーン出てるな〜くらいの印象でレンタルしたんだけど、見終わった後は主人公の黒人女性エイビリーンに心奪われてました。
もちろんエマ・ストーンも素敵だったんだよ！！でもちょっとエイビリーン役のヴィオラの印象が強すぎて薄れちゃったかも。笑
人種差別の大きい時代があったんだって頭ではわかってても、ちゃんと理解はしてなくて、心から真剣に考えたこともなかったなって。
けど、具体的にこんなことが実際にあったんだと、まずは知ることが大切だなって本当に思う。少し知ったくらいでどうなるじゃないし、でも知らないよりは知ってた方が良いよななんて。全然関わったことのない私が言えることじゃないけどそう感じた。
(漠然としてる、ゴメンなさい🙏🏻)
軸がしっかりしてるので映画に引き込まれます。キャスト全員の演技も素晴らしいです。重いんだけど、重くないの。伝われぇぇぇぇ(念)
この映画はこの先ずっと、たくさんの人に教えてあげたいな。
