浅野公喜

夕陽特急の浅野公喜のレビュー・感想・評価

夕陽特急(1936年製作の映画)
3.5
ボックス「恐怖と幻想の世界」収録。探偵夫婦(+犬)が活躍するシリーズ第二作目。タイトルと内容は余り関係有りません。

少々冗長であるものの、前作よりもストーリーが頭に入り易く感じましたし、定番の夫婦のユーモアを交えた会話も有り、警官に対して何故か攻撃的になったり、大事なメモの一部を食いちぎったりとワンちゃんの活躍(?)が観れたりと充実。そして特に注目すべきはジェームズ・スチュアートのキャリアにおいてほぼ唯一の悪役が観れる点で、終盤の動揺を交えた感情的な演技はかなり貴重な姿かもしれません。

エンディングも〇。
浅野公喜

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