リズム良く進行するサスペンス喜劇。渡世人の孤独と政界へ臨む金銭欲を良い塩梅にミックスすれば、社会の滑稽さが浮き彫りになっていく。労働に勤しむ主人公の息子のあっけらかんとした表情も良い。世間を恨めしく…
>>続きを読むスクリーン映えする強烈な顔面!
昭和のドタバタコメディ!
一応ミュージカル要素もあり!
音楽は佐藤勝。
当時の併映作品は勅使河原宏監督の『砂の女』だったという。
奇を衒いすぎたオープニングは、そも…
すげえもん観た!
オープニングの「うれしや、うれしや〜(刑期満了)」で心掴まれた。
ヨォッ!イヤァーッ!の謡いの使い方が馬鹿すぎてよい(褒め)
緩急の少ない、日本的なテンポのミュージカルなので心地良…
「なんで狂言がつかみなのか?」と残るもやもやも「どうせ何やってもついてくる客はついてくる」という傲慢と才能(とハッタリ)の証だろうと思わすくらいの画面ではあり。とびまくってる中谷一郎はもちろん沢村い…
>>続きを読む岡本喜八の洒脱さが本当に好き。
「江分利満氏〜」「ダイナマイトどんどん」など、クライマックスになるとどことなくテンポの失速を感じてしまうのだけど、この映画は最初から最後までリズミカルに進んで楽しかっ…
コーネル・ウールリッチ(ウィリアム・アイリッシュ)によるミステリーを能と狂言でひたすら茶化しまくるという、あまりにもクセの強いミュージカル映画を映画黄金時代に作ってしまう岡本喜八監督はぶっ飛んでいる…
>>続きを読む能と歌舞伎、和と洋のごちゃ混ぜミュージカル!
最初からハイテンションのキレのいいコメディは岡本喜八の真骨頂というところ。
ストーリーもぶっ飛んででキャラクターも最高!
友達のしいたけがめちゃくちゃい…