刑期を終えて出所した組長は、自分の組が政治家に乗っ取られていることを知り、復讐のために爆弾を仕掛けることを企む。
見てみたら和製ミュージカルという言葉に納得!最初は和製の曲調で難しい話かと思ったけ…
や●ざの親分が服役の間に
インテリ風の青年に
組を乗っ取られた挙げ句、
万年ペン・メーカーにされたので
ペンに爆弾を仕込んで
復讐を試みる話(え?)
超しょーもな!
というかコメディとはいえ
あん…
破天荒喜劇。やりたいことやったもん勝ち映画なら!と言わんばかりの、コミカルでブラックで元気に満ち満ちたミュージカル劇。いわゆるこの時代の邦画はワビサビの効いたものが多いイメージだが、どちらかというと…
>>続きを読む斬新、をはるかに越えてる。五十年以上前にこんなにもユニークな作品があったとは。音楽と映像も互いに鼓舞するように引き立てあってる。しかも狂言、JAZZ、浪曲なんでもござれ。
ラストシーンもほんとうに…
ど頭から刑務所で狂言が始まることで映画のテンションを示されてるよう。ミュージカル映画と紹介するにはあまりにも独特。狂言もジャズもロックも入り乱れる皮肉なコメディ映画だ。
そして攻撃力を行使した人は…
友達がエドガーライトみたいって言っててうそやろと思ったけどわかる。
音に映像が合わせにいってる。
能とか狂言っぽくもあるのに、途中からは効果音が今っぽかったりミュージカル調になってて映像と音だけで…
比喩じゃなく剣より強いペン。
いきなりムショで繰り広げられる狂言のプロローグからして人を食ってくる岡本喜八。これと併映が「砂の女」はもはやネタ。万年筆型爆弾からアイデア着想でかけ値なしの喜劇なのがい…