共同保育という環境はとても特殊だと思うけど、落語に出てくる長屋とかはこんな感じだったのかな!
保育者として、彼らを助けるために参加した大人たちが、逆にそれが憩いの場所になり、助けられてた感じ。この映画の言いたいことや、メッセージみたいなものは曖昧でよくわかりません。最後の無理やりテロップでまとめようとしてる感がある。こういう家庭が日本にもあり、この家庭でぼくは育ちました!という表明だった。別にそれでいいと思いました。親としてみると、いろんな人と関わって育つのは子供にとっても、親にとっても本当にいいことだと感じるけど、子供を完全に任せるのはやっぱ怖い。もし何あったら(任せていたときの事故があったら、ペドフィリア だったらとか)どうしようと考えちゃって無理。
とにかくお母さんがすごい。他人をこれだけ巻き込める魅力がある人はなかなかいなくて、このお母さんじゃなかったら沈没家族のシステムは成立してない。何があって急に田舎に引っ越ししたのかをもっと知りたかった。