TB12

ゴーストバスターズ/アフターライフのTB12のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

展開遅めで途中までこれ失敗作じゃね…と思ってたけど最後オリジナルキャストが出てくるのはズルい。
それだけでまあまあ良かったかなって感想になっちゃうわ。

2014年に亡くなってしまったハロルド・レイミス(イゴン・スペングラー博士)の追悼映画にもなっててオリジナルへの愛は感じる作品。

博士の孫を演じたマッケンナ・グレイスがハロルド・レイミスそっくりでガチの家族か?と錯覚するレベルだった。
メインの子役達の中ではやはりマッケンナ・グレイスだけ頭三つぐらい抜けて演技が上手い。

悪役で出てくるオリヴィア・ワイルドも良い味出してたし謎に一瞬だけ出てくるJ・K・シモンズにもウケた。

ポール・ラッドはメインでもっと活躍するのかと思ってたら脇役に徹していてこれはこれで偉い。

シガニーがどこに出てたのかが分からなかったけどあとで調べたらエンドロール後に出てくるのな。

多分最後の同窓会がなかったらめちゃくちゃつまらない作品になってたと思うけどまあ暇潰し程度にはなるポップコーン映画。
そもそもオリジナルからしてそんな大層な作品でもないしちょっとB級感あるぐらいがちょうどいいのかも。
もうちょい前半から話動かしてテンポアップしてほしかったが。

オリジナルを知らないであろう今の若者達(ヒットさせるにはかなり大事な世代)を切り捨てて中年達を喜ばせる同窓会映画にしたのは中々挑戦的よな(本国では興収一億ドル超えて無事ヒットしてるが)
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