パルパティーン

ゴーストバスターズ/アフターライフのパルパティーンのレビュー・感想・評価

4.5
ついにこの時がやってきた。スパイダーマンNWHの次に見たい映画だった。ずっと公開延期されてきたけど、見れる時がきた。

田舎に引っ越してきた家族。そこはもともとおじいちゃんの家で、おじいちゃんは嫌われ者だった。街の人からも嫌われ、家族には見放されて。荒地やろうというあだ名までつけられる。この町では30年間にわたり原因不明の地震が起こっていた。最初のシーンはゴーストの影響で死んだのかなと予測している。その後探知機が反応したのは霊体化した伏線なのかなと。

フィービーが家を探索しているうちに地下研究室でハイテク装置の数々を発見し、祖父はかつてニューヨークを救ったゴーストバスターズのメンバーであることを知る。ゴーストトラップを見つけたフィービーとポッドキャストとゲイリーはトラップを開けてしまいゴーストを放出してしまう。ここでは、おいおいと思いながら見ていた。

金属を食べるゴーストを捕まえるべく車で追いかけるフィービーたち。兄が運転しているが無免許なのもなんか笑える。やはり車で追いながらのシーンはカッコ良かった。銃座に座りながらは余計かっこいいし、マッケンナグレイスの可愛さとかっこよさがそこには含まれている。

ゲイリーのスーパーで買い物するシーンはやはり、マシュマロンが可愛すぎる。このシーンやマシュマロンが戯れているシーンはいつまでも見ていられる。

そしてついにゴーザの復活。それにもの応じないフィービーがすごい。トラップでゴーザを捉えようとするがそこまで簡単にはいかない。母親だけは救うことができる。そして家での最終決戦。畑全部のトラップを起動させて勝とうとするが、うまくいかず祖父と同じ結末を迎えると思いきや・・・

ここで元祖ゴーストバスターズの3人の帰還である。ここで本当に盛り上がったし、最高だった。ベンクマンのゴーザを口説くようなセリフは安定だったし、レイを心配するところも安定だった。そしてなんといってもイゴンの霊体化の登場でもう涙腺崩壊。これはスターウォーズのジェダイの霊体化とそっくりである笑。祖父と孫によるビームはなんとも言えない。そこからのみんなのビームそして、トレバーの機転の効いたビームで見事ゴーザを退治できた。

各々のキャラクターがしっかりとしていて、ポッドキャストがいい味出しているし、トレバーはストレンジャーシングスではハロウィーンの仮装でゴーストバスターズの服を着ていたけど、今回でちゃんとゴーストバスターズの一員として服を着れているのがなんか感慨深い。なんといってもやはりマッケンナグレイスが可愛いし演技が上手い。今はもう大人のような姿に成長していてこれからが楽しみである。

SFジュブナイル映画でもある今作は、少しジュブナイル要素が少なく感じてしまった。しかし、終わり方を見ればもしかしたらさらに続編があるような匂いがしたので、もし続編をやってくれるならそこで、しっかりと描かれて欲しい。どうしても「SUPER8」と見比べてしまう。ジュブナイル要素はSUPER8の方があるけど、ゴーストバスターズはこれでいいと思う。

2回鑑賞して、1回目は普通の映画館2回目はIMAXで鑑賞。やはりIMAXの凄さを思い知らされた。ビームの音や祭壇が出てくる時の音だったりがもう体に響いてくるぐらい音がすごかった。これはIMAXでの鑑賞をお勧めします。


ハロルドに捧げる。


2022年9本目