「30年ぶりにお化けを閉じ込めろ！」
「ゴーストバスターズ」32年ぶりの続編。2016年にリブート版があったが、あれはあくまでリブート版で今回はガチの続編。前作のバスターズメンバー、イゴンの孫娘が主人公。イゴンの死により空いた屋敷に生活苦で戻ってきた一家から話は始まる。監督は1＆2の監督である故・アイヴァン・ライトマンの息子、「JUNO/ジュノ」などで有名なジェイソン・ライトマン。
いやあ面白かった。前作は何せ見たのがだいぶ昔なんであんまり覚えてないが、やっぱり直接の父であるアイヴァン・ライトマンからのゴーストバズターズイズムを引き継いでる。今回の主役は前作と違って子供たちってのも何か現代にアップデートした感じで、それでいて前作は都会が舞台だったけど今作はド田舎ってのも前作のフォーマットは引き継ぎながらも前作とは違う風にやる、という意気込みというか。
アクションやカースタントも見てて楽しいし、ストーリーは単純明快だけどそこに親子の友情を2世代に渡って描いているのもベタだが良い。特に終盤はネタバレ上等で言っちゃうけど、前作のゴーストバスターズが助けに来る場面とか胸アツ（勿論オリジナルキャスト）。1人故人となってるが、意外な登場の仕方をし、そこに親子の友情へと繋がる。ここはベタながらも感動しちゃった。
前半、いわゆる溜めの部分にやや退屈な場面はあるが、ゴーストが出てきてからが本番。エンドロール後のおまけを見る限り、続編もありそうだけど、どうなるのか。自分としてはここで終わってた方が綺麗な形だと思うが、続編も見てみたい複雑な気持ちである。むむむ。まあとにかく面白かった。前作は見返した方がより楽しめるとだけ言っておくか。
