TAKーKUN

ゴーストバスターズ/アフターライフのTAKーKUNのレビュー・感想・評価

2.5
うん。確かに正統派の続編だ。

1のストーリーをベースにうまく今風にアレンジしている。これなら2016年度版のように批判はあまり出ないだろう。

だがしかし。その分、可もなく不可もない凡庸な作品になってる。

前2作をご覧になった40代以上の方は序盤からオリジナル版そのままの器具が登場して懐かしさを覚えることだろう。しかし、当時を知らない子どもたちをメインに据えたせいで、もう分かっている事実を延々と復習させる感じで本筋に入るまでがとても長く感じた。

もちろん旧作を知らない若者たちのためにも説明は必要なのではあるが、作りが真面目すぎて話にノリにくい。

監督がオリジナル版の息子さんだから父をリスペクトして丁寧に描きたいのは分かるが、その分エンターティメント性に欠けてしまった感がある。
1や2の頃はトップガンを初めとしてフットルースやフラッシュダンスなどノリのいい歌をずらりと並べていた異次元な世界を盛り上げてくれた。
このアフターライフにはそれが無い。かつ、陽気なゴーストたちの種類も数種類しか出してない。

続編と言うよりも、勝手に続編作ってコミケで販売するような同人誌ぽいようにしか見えませんでした。これなら劇場にわざわざ行かなくてもサブスクで十分かな。そういった意味で辛口ですが点数は平均以下としました。

やっぱり私はどんなに批判する人がいようとも2016年版のリブート版の方が大好きである。
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