最近の本格的なホラーやサスペンス・スリラーは陰鬱なバッドエンドの物も多く、流石にそんなのばかり観てると心を病みそうなので、たまにはお気楽なファンタコメディを観たいと手に取った本作。
タイミング的に、てっきり2016年版リブート作品の続編と思い込んでましたが、オリジナル1984年版の続編だったことに少々驚きました。
過去にリブート版観てなければ、そこまで違和感は感じなくて済んだと思うけど、観た時期が近い分記憶が鮮明なため、どうしてもストーリーがすんなり繋がらなくて気持ち悪さが先行してしまいました。
オリジナル作品とその続編、そこでリブート作挟んで、またオリジナルの続々編というパターンは、全く例が無いわけじゃないけど私は「ターミネーター」シリーズ位しか覚えがなく、しかもあれは散々迷走した挙句って事もあって特殊なケースと思ってました(普通、リブートしたならその続編で繋げようって思いません？)。
まぁそれはさておき、ストーリーはオリジナル版からの時間の経過もあって、“孫”クラスの少年少女が頑張るって話で、ゴースト達のキャラもユーモラスで可愛く、夏休みのお子様・ファミリー層をターゲットとした安心して観ていられる作品です。
一方、(途中で十分想定されますが)クライマックスではオリジナルファンには嬉しい共闘もあって胸熱です。
たまにはこんな緩い作品で鬱々した気持ちをリセットするのも大切だなと思わせてくれる優しい作品。
