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ゴーストバスターズ/アフターライフのはのレビュー・感想・評価

3.2
1984年にニューヨークで破壊の神を倒し、世界を救ったゴーストバスターズの一員の孫の話。

おじいちゃんの秘密が明らかになり始め、最初のゴーストを倒すまでの展開はワクワクの塊。
ゴーストバスターズ復活を仄めかして盛り上げる演出も素晴らしく最高に入り込めた。

このままのテンションで末広に盛り上げてくれたら最高だったんだけど。
なんで終盤になるにつれてどんどん街から人が居なくなるの…?
ラストバトルでモブの反応が無いに等しいレベルで描かれない為、主人公達しか世界に存在してないような寂しい絵面になっちゃってる。
これ2016版でも同じこと言ってるんだけど、「ゴーストバスターズ」のリブート作品は最後を(絵的に)寂しくする方針で作られてる、ってコト?
真っ暗で何もない田舎の景色に老人が並ぶラストの絵面はまさにお通夜。
背景がニューヨークで大勢のモブが固唾を飲んで勝負の行く末を見守る、って感じならまさに復活って感じで盛り上がれたんだけど、正直主要人物以外誰もいないラストシーン見て寂しくなっちゃった。
同接二、三人のVtuberのライブ見てるみたいな締め付けられる感じ。
こんな空っぽの世界に救う価値なんてあるのか。

最低でも、主人公らを捕まえた警官の反応くらいはないと、正しい主張が認められないパートの意味が無い。
役者に金を回しすぎての予算不足なんだとしたら、役者はこれで良いんだろうか。
役者にとってもそんなに思い入れのある作品じゃないの?
話も演出もとても良かっただけにそういう部分がとても残念。


作品とは関係ないけど、これで推奨年齢13以上なのは驚いた。
現在の子供はそこまで過保護にされてるの?
ちいかわとか読ませちゃダメじゃね?
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