シリーズ第３作。大都市ニューヨークから田舎町に舞台を移した、約30年ぶりの続編。
続編ということで、あっさりゴースト退治かと思いきや……ゴースト登場まで時間を要する。
科学オタクの主人公、その兄のロマンス、田舎町で発生する不可思議な現象などを、ゆっくり丁寧に描いた前半。
あれ？ 肝心のゴーストはいつ登場するの？
——「30年の歳月をじっくり噛み締めよ」とばかりに焦らされる私。
でも、この焦らされる時間＝「溜め」は必要だったように思う。
そして登場したゴーストたち。「待ってました！」とばかりに懐かしさが込み上げてくる。
さらに、前２作のゴーストバスターズが本人役で再登場。
往年のファンからすれば、喜びもひとしおだろう。
シリーズ名物とも言うべきマシュマロマンもリアルに。
ゴースト退治に挑むのも老若男女と幅広い。
映像の進歩に加え、多様性を重んじる現代版へとしっかりアップデートされている。
前作の鑑賞から時間が経っていたことが、私なりの反省点。
しっかりと復習をしてから臨むべきだった。前作から続けて鑑賞すれば、より楽しめたことだろう。
ま、ジョニーさんとご一緒できたから、いっか。
