雨宮はな

ゴーストバスターズ/アフターライフの雨宮はなのレビュー・感想・評価

2.0
あまり映画を観ない人、まだ距離の遠い友人と観るには無難なエンタメ系。
キャラ設定と役者の外見の良さのゴリ押しパワープレイに感じる部分が多かったのは、ゴーストバスターズに思い入れの無い人間だからか。

この作品の一番の見どころはゴースト祖父とのやり取り。
チェスをしたり、案内をしてくれたり、ランプを向けたりすることで無言の会話をするシーンだけは楽しめた。
人(もはや事象だけど)を理解するのに必要なのは、ことばよりも意思なのだなと思えた。
アクションシーンにわくわくすることはなく、ハラハラドキドキも特に無かった(ドカーン、ピカピカ、バタバタは好きじゃない)。

肯定的な感想として見られる子どもの活躍とか友人関係も、私には刺さらず……。
母親に対して「この人、子供を産んじゃいけないタイプだな」って思ったり、田舎の人間の態度を見て「うわ、田舎の嫌なところがフルコンボだドン」っていう感想をもつ程度だった。
とにかく母親キャラが受け付けなかった。

一番見た目がタイプのおじいちゃんがすでに亡くなった俳優さんだったのがショック。
子孫や友人に真実を知ってもらえて良かった、というのが本作の救い。
雨宮はな

雨宮はな