「ブラックさも残す魔女狩りコメディ」
「チャーリーとチョコレート工場」の児童文学作家ロアルド・ダールの「魔女がいっぱい」を原作に、ロバート・ゼメキス監督が実写を手がけたファンタジー。
なるほど確かに「チャーリーとチョコレート工場」っぽさはあるし、言ってしまえば実写の際監督を手がけたティム・バートンぽさもあるわ。ってか監督名伏せて見たとしてもこれがロバート・ゼメキスだと言われても分かんないぐらい作風がバートンぽくもある。
結構ハードな境遇の主少年人公達ではあるが、コメディと銘打ってるだけあって暗さはなく結構明るい。対する魔女たちは普通に嫌なヴィランなのもあって悪者をやっつけろ的映画で良かった。
ラストも賛否あるだろうが、今が楽しければそれでいいし自らの正義感に乗っ取る感じは嫌いじゃないわ。何よりヘビーな境遇に置かれても前向きさを忘れない感じが良い。
なんか巷の評判はそんなよろしくないっぽいが、自分は結構楽しめたな。ブラックさ残しつつ、エンタメムービーとして良し。