える

レオンのえるのネタバレレビュー・内容・結末

レオン(1994年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

前提知識0で観たけどまあ思ったより面白かった

生活環境が終わってて、学が無い人間は殺し屋みたいな仕事をやるしかないのか?アメリカは。

主人公はまともな生き方をしていれば殺し屋になんてなってないだろう人間性を持っているし、女の子の方も家族から愛情を受ける経験が無さすぎて、優しくしてくれたおじさんへの安心感だとか頼り甲斐みたいなものを恋愛感情とごっちゃにしちゃうし、みんな環境のせいでどこか歪んでしまっているのが哀愁。

最後は女の子だけが生き残り、学校という居場所に地に足つけることができたことで、一応ハッピーエンドなのかな。学校の方も彼女のすべてを知った上で受け入れてくれたのは意外だった。まあここで彼女を拒絶するシナリオにすると話がこじれるか…。でもまだ12歳なので思春期突入すると、家族皆殺しにされた経験とか、殺し屋稼業に片足突っ込んでいた経験とか、あんた達に何がわかるっていうのよ!の時期が来ると思うので道を踏み外さないように願うばかり。

時々怪しすぎるぐらい優しくて絶対こいつ黒幕だろっていう人が出てくるが、普通にただ優しいだけだった、ごめん。
その人が出るシーンで必ず映ってるヨボヨボの老人も、こいつ絶対後々重要な場面で絡んでくるだろと思ってたけど、普通にただ映ってただけだった、ごめん。

流血・暴力・殺人シーンがてんこ盛りなので好みは分かれるがハッピーエンドなのでまあよしって感じ
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