このレビューはネタバレを含みます
なんてお洒落な映画。
幸せな未来は望めないと思いながらも、二人にとっての幸せな結末を最後まで願っていた。
ハラハラする場面が殆どだが、年の離れた二人のやり取りの中にはユーモアを誘う部分もあって微笑ましい。
マチルダの熱を帯びた視線や言葉の数々、それに困惑しながらも彼女に惹かれていくレオン。
二人の距離が近付いていく様はどこか官能的だ。
主要キャスト輝くばかりの顔には終始はっとさせられる。
レオンのクールな魅力も、あどけないマチルダの艶っぽい微笑も。
そしてどうしてかこの映画を観終わった後も、まだ二人の幸せな未来を願い続けている私がいる。