MasahideYoshida

レオンのMasahideYoshidaのレビュー・感想・評価

レオン(1994年製作の映画)
4.1
1994年公開
監督 : リュック・ベッソン
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孤高の殺し屋が、ひょんなことから幼い女子と同居することになるお話。

何かを大切に思う気持ちの儚さと危うさについてのものがたり。守るものができてしまったが故に殺し屋は様子が少しずつ変わっていき、およそ冷静とは言えない勝負を挑んでしまう。自分より大切なものができる、とか言ってしまうと陳腐な言葉だけど、誰ともかかわらず人を殺め続けてきた人間だからこそ、その意味の重さが苦しい。

ナタリーポートマンがこんな年齢からすでに妖艶。あとやっぱりゲイリー・オールドマンの悪役が映画史に残るサイコパス。怖い。