内容は重く鑑賞後明るい気持ちにはなりませんでしたが
希望のあるエンディング(といっていいのかわかりませんが)で見る側としては少し救われました
閉鎖病棟を舞台にしている点で賛否ありそう。
精神疾患だからとかではなく起こり得る事象。
だれが病人で
誰が罪人で
誰が善人だと
誰が決められるんだろうと思わされました。
どん底に突き落とすのも人間で
這い上がるのも人間
這い上がるきっかけ、環境となるのも人間。
どんな人・環境に巡り合えるのか
当人の運という面は大きいかと。
どんな環境下でも
希望を持って生き抜いていけるのも人間だけど
そのことを自覚できるか
貫いていけるか
というのは
全てのパズルが揃わないと
なかなか容易ではないと思う。
帚木蓬生さんの作品が原作と知って腑に落ちました。
今の閉鎖病棟の実状とはかなりかけ離れているかと思います。
すごく気になってるのは
看護師役に
ニッチェの江上さんでてた?