あぶりしめさば

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ーのあぶりしめさばのネタバレレビュー・内容・結末

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

精神科病院の閉鎖病棟内でのお話。
妻と男、母親殺しの罪で死刑になるが死なず、精神科をたらい回しになり舞台の病院で今は過ごしている鶴瓶。パニック発作が原因で任意入院の綾野剛。母親の彼氏に性的虐待を受けて心を閉ざし母親に連れてこられた小松菜奈を巡る話(母親は言わずとも事実を知っていて娘を厄介払いしたかった)。あと写真好き君。仲良くなるが、ある暴君患者に小松菜奈が強姦されてしまいカメラ君が激写。鶴瓶へ情報がいき「誰にも言うな、写真は消せ」と。鶴瓶、暴君刺し殺す。捕まる。綾野剛は退院し鶴瓶の裁判傍聴。その後行方不明になっていた小松菜奈が弁護人に。鶴瓶がやらなければ自分が殺していたかも。ずっと待ってると。鶴瓶、死にたいようだったが刑務所で車椅子から脚をおろし立ち上がろうとするシーンでEND。

もう色々気になってしょうがない。
小松菜奈、序盤に逃げ病院の屋上から投身。鍵もかかってない屋上なんてもう飛び降りてくださいと言っているようなもの。母親の彼氏のせいで妊娠していたが飛び降りの衝撃で堕死してしまった。
格子のない窓。体操中に患者が出ていっても追いかけて来ないスタッフ。4人で出かけるのにスタッフ1人も着いてこない。(鶴瓶は立場上外出可能なの?)
暴君、周りとトラブル起こしてナース付き添いでいるかと思えばおもむろにずさんな(院内購買で背中向けて雑誌読み始めて結果小松菜奈が襲われる)監視。刺されるシーンは都合よくナースいない。ちょっと前に大暴れしてるのにな…なんのための隔離施設?ガバガバな設定でもやもや祭り。
鶴瓶は役所男と妻の浮気が原因で起こした事故で、映画内でも精神異常ではないと分かる。小松菜奈の事件で写真の証拠消せ、俺が殺す…の心理は言いたいことは分かるけど短絡的な気がしてスッキリしない…
考えすぎなのか…?
急に手旗信号したり、患者の演技は実習の時の空気思い出してリアルみがあって良かった。
性犯罪者の生殖器はもれなく切断しよう。
性行為シーンが馬鹿みたいにわざとらしくて下品。