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希石のfieldのレビュー・感想・評価

希石(2002年製作の映画)
3.4
R.S.ヴェンカテーシュ監督のマイナータミル映画

「恋をしてみよう」という詩から始まる。親の脛をかじり、名ばかりのアショクミュージック店を経営するゴロツキな青年アショク、振り付けなどで活躍するローレンスさんはダンスマスターらしく冒頭から始まるアップテンポなダンスシーンは見てて楽しい。

パッとしない主人公だがヒロインのプリヤの為に一念発起し成功する中で得るものと失うもの。
生き方がテーマになっていて、なかなか見応えがあった。中盤あたりから変わる人物像もいい。

空耳化したような歌の訳詞やら所々おかしな字幕はあるが妹にプレゼントを上げ「これから、こんな"びっくり箱"た〜びたび起こります」という台詞は笑った。
販売元は全く謎のポンガルという所だがブックレットの熱量と許諾を得た小規模上映可はすごい。
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