長閑な田舎に忍び寄る恐怖、炙り出されるのはウイルスの恐ろしさか、それとも人間の欲望のえげつなさか・・・
かなりコメディ色強めの韓国ゾンビ映画
とある田舎町にゾンビ青年が迷い込んだわけだけど、
犬に追いかけられたり、飛び蹴りされたり、車に轢かれたりと散々な目にあうゾンビ。
そもそもゾンビということに誰も気がつかない、故に怖がらないことがゾンビにとって幸か不幸か・・・
ゾンビパニックじゃなくて人間が勝手にパニック
さまざまな思惑が折り重なって、ゾンビはとある家族の一員となるのだが、それは恐ろしい結末はへの第一歩となる。
ゾンビじゃなくて「チョンビ」って呼ぶのが可愛い。
薄汚い人間たちの欲望と並行して、末娘とチョンビがなぜだから瑞々しいラブストーリーを繰り広げ(そうになる)ところが好き。
ゾンビパニックにしたいのか、コメディにしたいのか、ラブストーリーにしたいのかちょっとどれも中途半端な気がするのだけど、思ったよりは楽しめた作品。
韓国映画はゾンビ好きっすね