感染列車、感染半島ときて今度は"感染家族"な韓国ゾンビ・コメディ映画。
一口にゾンビ映画と言ってもその手法はユニーク。コメディ要素が圧倒的に強くアクション・ホラー要素は控えめ、ゾンビでビジネス「ゾンビジネス」を展開する話。
田舎の村でガソリンスタンドを営むごく普通の家族。
偶然出会ったゾンビの青年。
彼に噛まれた父親がみるみる若返りその噂を聞きつけた爺さんたちが自分も若返りたいと次々と噛まれる。
噛まれた人々は若返り村のみんなはハッピー。家族はこれをビジネスにしてガッポリ稼いでハッピー。良かったね~と思いきや…
貧乏兄貴、その嫁さんで気の強い妊婦、お調子者の次男、本作のヒロインでゾンビ青年と恋仲になる末娘。
個性的な家族が力を合わせゾンビと戦い、絆を深めていくというアクション要素とコメディ・家族愛要素が実においしくまとまった作品でした。
終盤ご都合主義的展開もあるけど笑えてアットホームなゾンビ映画でした。