けんたろう

村の靴職人のけんたろうのレビュー・感想・評価

村の靴職人(1923年製作の映画)
-
TNLF公式がタイトルを間違えちゃう映画。


突然ですが、ディズニーによくある主人公像といえば
「端麗だけど不遇な娘👩🏻」
誰もが応援したくなり、そのハッピーエンドにはみんな喜ぶ、そんな究極のプリンセス👑

実はこの作品にも出てくるんだけど、それこそ公式がタイトルを間違えた名前「ヤーナ」(当初、チラシなどには「村の靴職人ヤーナ」と掲載されていたらしい。)


…しかし❗️この作品の主人公は村の靴職人エスコだった‼️

さらに、このエスコの母はブサイクでデブで意地悪、典型的なディズニーの悪役😈
その息子エスコはとんでもないおバカで、母に従ったり、物をぶっ壊したり、酔っ払ったり、やっぱりダークサイドの奴。


こんな奴が主人公…最後はどうなるんだろうと思うと同時に、
初めてのピアノ伴奏付上映が、いつの間にかいつも観てる映画と同じ感覚に陥っていることに不思議味を感じていた。
こういうの渋谷とかでやってるらしいからまた観てみたいな。

そうこうしてるうちに映画はラストを迎え、やっぱりディズニー映画を裏から撮った映画だと確信持ててなんだか安心した。


ちなみに「フィンランド語での映画に意味があるんだ」というトークを聴いて、北欧史にも興味をもてた。
映画も観れて、トークも聴けて、最高のTNLFでした。