『ぼくたちの家族』が良かったので石井裕也監督作品を観てみよう、ということで。
始まりからクライマックス前までは凄くゆったりペース。ささやかな笑いも入るものの、なかなかにしんどい。
さらにツライのはのは音の強弱差!会話は恐ろしく小さいのに、BGMはアホみたいにデカい。こういうリモコン手放せない映画は嫌いだ…( ・᷄ὢ・᷅ )
と言いつつも、ここで見切らずに最後まで観て欲しい。笑
クライマックスになって急にテンポが走り出す。ちょっとワクワクしてしまったw
最初もこみち顔やな〜、くらいにしか思ってなかったノリオ役の森岡龍が良い。バカなんだけど憎めないキャラが自然体で、いちいち微笑ましい。
周りのヘンテコな登場人物にも注目。私はカラオケ屋の男の、連続「いらっしゃいませ〜」がツボw
大笑いは無くとも、鼻でクスリと笑えるポイントが散らばり、暗い物語のアクセントになっていて、それが希望にも見えるから不思議( ´ー` )
2015.02.17DVDレンタル