Ryoko

燃えよ剣のRyokoのレビュー・感想・評価

燃えよ剣(2021年製作の映画)
3.8
あまり日本史に強くないのですが、新選組は好きで、司馬遼太郎作品、大河ドラマは見ました。久々に小説読みたくなりましたね。
大河ドラマ「新撰組!」と山本耕史の歳三が好きだったけど、岡田君の歳三がとても魅力的だった。だんだんと目に凄みが出てきて隙のない雰囲気。よかったと思う。「でえっきれー」「形がよくねぇ」などの多摩なまりもよかった。
山﨑丞の描き方は意外な感じでしたね。もっと寡黙な男のイメージだったけどあれはあれで面白い。
けんかが大好きな歳三、学者や政治の話が嫌いな歳三、下手な歌を詠む歳三、あぁ燃えよ剣ってこんな感じだったなぁと懐かしく思い出しながら見ました。
長州藩士との因縁の闘いや、山南敬助の脱走、油小路の闘い、流山での別れなんかはもう少しじっくり見ていたかったなぁという印象。小説上下巻が2時間ほどの映画となっているので、仕方ないですかね。
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